ドキュメンタリー「葫蘆島大遣返 日本人難民105万人 引揚げの記録」


当時の数少ない記録写真や中国の協力による現地調査や関係者の証言をもとに、満州(現・中国東北部)に居留していた在留邦人105万人の引揚港となった葫蘆島を描いた作品。 (102分)
製作・脚本・演出:国弘威雄 演出・編集:松井稔
写真:飯山達雄 監修:新藤兼人 ナレーター:久野綾希子
平成9(1997)年度作品 ©葫蘆島を記録する会

2月18日(土)・3月4日(土)
11:00~

ドキュメンタリー「語らずに死ねるか!無名の元兵士たちの声」


これまで沈黙を守ってきた旧日本軍の元兵士たちが自らの戦争体験を語り始めた。「戦場体験を何とか遺したい」「自分の体験を子どもや孫たちに語り
継がなくては」そう考えている元兵士の声のドキュメント作品。(45分)
製作:吉丸昌昭 監督:長尾栄治
平成21(2009)年製作 ©ユニモト

2月19日(日)・3月5日(日)
11:00~

ドキュメンタリー「慟哭の証言」


留萌沖で樺太からの引揚船、「小笠原丸」「第二新興丸」「泰東丸」がソ連潜水艦の攻撃を受けた「三船殉難事件」。関係者たちの証言を中心に、事件の真相に迫るドキュメンタリー。(70分)

2月25日(土)・3月11日(土)
11:00~

映画「私はシベリヤの捕虜だった」


映画カメラマンの実際の抑留体験をもとに、昭和27(1952)年に公開制作された
セミドキュメンタリー映画作品。
長く存在が不明であったが平成25(2013)年に米国で発見された。(86分)
昭和27(1952)年公開作品
製作:シュウ・タグチ・プロダクションズ 監督:阿部豊・志村敏夫  ©TAGUCHI,Yasushi

2月26日(日)・3月12日(日)
11:00~

アニメ「キクちゃんとオオカミ」


昭和20(1945)年の満州(現・中国東北部)からの引揚げ途中、
病気のため置き去りにされた少女と、少女を救った一匹のオオカミの交流を
描いた作品。
原作は野坂昭如作、戦争童話集「年老いた雌狼と女の子の話」。(45分)
平成20(2008)年公開 ©ケイツー/シンエイ

3月18日(土) 11:00~
3月23日(木) 11:00/14:00

アニメ「ぼくの防空壕」


戦争が激しくなり、家の床下に父親が造った防空壕。
出征した父親を想う少年を描いたアニメ作品。
野坂昭如原作の戦争童話集より。(45分)
原作:野坂昭如 画:黒田征太郎(戦争童話集 NHK出版刊)
脚本・監督:竹内啓雄 平成17(2005)年製作 ©ケイツー/シンエイ

3月19日(日) 11:00~
3月24日(金) 11:00~/14:00~

アニメ「お星さまのレール」


女優小林千登勢さんの実体験にもとづく物語で、昭和15(1940)年から昭和21(1946)年まで、朝鮮半島を舞台に主人公チコの目を通して、植民地時代から敗戦、そして進駐軍監視下の生活から日本への引揚げの体験を綴った作品。
(76分)
平成5(1993)年製作 ©T&Kテレフィルム

3月20日(月・祝)
11:00~

人形アニメ 「おかあちゃんごめんね」


昭和20(1945)年7月10日、大阪の古い町、堺を襲った空襲。
爆弾が雨のように降ってくる中、炎にまかれた親子の悲劇を描いた
人形アニメ作品。(26分)
原作:早乙女勝元(草土文化刊) 脚本:板谷紀之 監督:河野秋和
昭和60(1985)年製作

3月21日(火) 11:00~/14:00~
3月25日(土) 11:00~

人形アニメ 「おこりじぞう」


昭和20(1945)年8月6日の朝、広島の街は一瞬で焼け野原となり、
笑顔のおじぞうさんが怒り顔に変わってしまった。原爆の悲劇を伝える
人形アニメ。(28分)
原作:山口勇子(新日本出版社刊)より 脚本:板谷紀之 
監督:板谷紀之・河野秋和 昭和58(1983)年製作

3月22日(水) 11:00~/14:00~
3月26日(日) 11:00~

平和祈念展示資料館 (総務省委託)