戦争の時代を生きた人たちの記憶を受け継ぐ

帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)は、さきの大戦における兵士、戦後強制抑留者(シベリア抑留者)、海外からの引揚者が体験した出来事をより多くの人たちに伝えるため、全国各地で展示会を開催しています。
本展では、当ミュージアムの所蔵品を中心に、実物資料や絵画、写真、模型を展示します。あわせて鹿沼市出身のシベリア抑留者が収容所から故郷の家族へ宛てた葉書など、栃木県にゆかりのある資料も紹介します。

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日 時2024年12月18日(水)~24日(火)
10:00~18:00(最終日は16:00まで)
会 場栃木県総合文化センター 1階 第1ギャラリー(栃木県宇都宮市本町1-8
入場料無料
後 援栃木県、栃木県教育委員会、宇都宮市、宇都宮市教育委員会、下野新聞社、NHK 宇都宮放送局
■イベントのご案内■
予約不要、参加者には記念品を進呈します。

ギャラリートーク
12月21日(土)、22日(日) 各日14:00開始(約40分)
学芸員が展示解説を行います。

クイズラリー
展示資料にまつわるクイズに挑戦しましょう。
開催期間中はいつでもご参加いただけます。

戦争や事変の際、自宅待機している男性を軍隊に呼び出すために発行された臨時召集令状(赤紙)
栃木県出身の満川元行軍医が出征先の東部ニューギニアで描いたスケッチ
宇都宮陸軍飛行学校で教育・訓練を受けた特別操縦見習士官(特操)第2期生の卒業記念の徽章(バッジ)
抑留者が飢えに耐えかね、袖の部分をパンと交換した防寒外套
鹿沼市出身の抑留者が収容所から故郷の家族に送った往復葉書の往信面
日本に引き揚げる際に、4歳の娘に着せようと、母親が亡くなった赤ん坊の布おむつで作ったワンピース

平和祈念展示資料館 (総務省委託)