平和祈念展示資料館(東京都新宿区)は、さきの大戦における兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚者の労苦について多くの方に知っていただくため、全国各地で展示会を開催しています。
「平和祈念展in大分」では戦後強制抑留(シベリア抑留)をテーマに、抑留者がラーゲリ(収容所)で使用していた日用品や、帰国後に自身の記憶をもとに描いた絵画をご紹介します。戦争が終わったにもかかわらず、シベリアを始めとする酷寒の地で、厳しい労働を課せられた戦後強制抑留者は約60万人にも上ります。家族との再会を待ちわびながら逆境を生き抜いた彼らの想いと、帰国後も消えることのなかった悲しみに、心をよせてみませんか?
また、特別展示「漫画家たちが描く未来『2100年8月15日』」では戦争を体験した漫画家が中心となって描いた作品群を紹介します。ユーモアと皮肉たっぷりの未来の姿をご覧ください。

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日 時2024年6月19日(水)~30日(日)
10:00~18:00
会 場大分県立美術館1階 展示室A(大分県大分市寿町2-1
入場料無料
後 援大分県、大分県教育委員会、大分市、大分市教育委員会
大分合同新聞社、西日本新聞社、朝日新聞大分総局、読売新聞西部本社、毎日新聞大分支局、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、大分ケーブルネットワーク株式会社、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム
■同時開催■
昭和館「くらしにみる昭和の時代 大分展」
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しょうけい館「戦傷病者の労苦を伝える―大分展―」
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「虜囚」宮崎静夫
空腹のあまり袖の部分をパンと交換した防寒外套

ウクライナの収容所から大分に住む家族に届いた俘虜用郵便葉書

「国境がなくなる」森田拳次
平和祈念展示資料館 (総務省委託)