戦争を知らない子どもたちへ

平和祈念展示資料館では、第二次世界大戦における兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚者の苦しくつらい体験を知ってもらうため、各地で展示会を開催しています。
「平和祈念展 in 豊島」では、当資料館の代表的な資料を紹介するとともに、体験者が戦争を知らない人たちに、戦争の体験を伝えるために描いたマンガや紙しばいを展示します。
また、マンガと豊島区の当時の写真を通して、戦争と平和について学べる、豊島区との合同展示も行います。

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日 時2022年11月9日(水)~14日(月)
9:30~17:00
会 場としま区民センター
7階 会議室、8階 多目的ホール
(東京都豊島区東池袋1-20-10)
入場料無料
共 催豊島区
後 援豊島区教育委員会、東京都

●合同展示「マンガで学ぶ戦争と平和」
戦争で傷つきながらもしたたかに生き抜く東京の庶民を描いた『風太郎不戦日記』(勝田文・マンガ、山田風太郎・原作)を、当時の豊島区の写真を交えて紹介します。
あわせて、漫画家・ちばてつやさんが、創作活動の原点となった子ども時代の引揚体験を描いた漫画を展示します。
マンガを通じて、つらい戦争の時代を生き抜く力を知り、”あの戦争とはなんだったのか”を学び、平和の大切さを考えてみませんか。

●映画上映「硫黄島からの手紙」
日時:11月12日(土) 13:30~16:00 (13:00開場)
会場:としま区民センター、8階 多目的ホール
※申込不要、当日先着順にご案内。
※映画上映中、合同展示はご覧いただけません。

※ご来場の際には、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策にご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
※本展は新型コロナウイルス感染症拡大状況によっては中止になる場合がございます。HP等でのご確認をお願いします。

兵士を見送る女性たちが作ったお守りの千人針
(平和祈念展示資料館 所蔵)
空腹にたえかねそでの部分とパンを取りかえたコート
(平和祈念展示資料館 所蔵)
亡くなった赤ちゃんの布おむつで作ったワンピース
(平和祈念展示資料館 所蔵)
『風太郎不戦日記』
©Keiko Yamada/Bun Katsuta
『風太郎不戦日記』
©Keiko Yamada/Bun Katsuta

平和祈念展示資料館 (総務省委託)