戦後にシベリアをはじめとする旧ソ連やモンゴルなどで強制労働に従事し、生きて帰国を果たした抑留体験者の中には、抑留の事実を後世に伝えるため、あるいは凍土に眠る戦友の鎮魂のため、自身の体験を絵画に残した人がいます。
多くの作品には、雪や氷に覆われた厳しい寒さが描かれています。一方で、短い夏の季節を描いた作品もあります。食べ物の収穫がある夏は、抑留者にとって心安らぐ季節でした。
今回の特別展示では、シベリアの凍てつく冬と短い夏の情景を描いた作品を紹介し、戦後強制抑留者たちが過ごした季節をたどります。
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日 時 | 令和元年9月25日(水)~10月1日(火) 9:00~18:00 |
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会 場 | 九段生涯学習館 2階 九段ギャラリー 東京都千代田区九段南1-5-10 |
入場料 | 無料 |
後 援 | 千代田区 |
協 力 | 昭和館、しょうけい館 |
■■昭和館・しょうけい館との連携企画■■ 九段生涯学習会館に近接している昭和館、しょうけい館では、 この特別展示と連携した企画を実施します。 昭和館ではニュースシアター(1階)での抑留・引揚げに関するニュース映画等の上映のほか、 図書室(4 階)では、関連書籍の紹介コーナーを設置します。 しょうけい館ではシベリア抑留を経験された戦傷病者の手記などの関連図書を、 2階の特設コーナーで紹介します。 ●昭和館の情報はこちら ●しょうけい館の情報はこちら |