新宿歴史博物館にて開催する「マンガでみる抑留・引揚げ」では、抑留者と引揚者が、自らの体験と記憶をたどりながら描いたマンガを特別に展示します。
昭和20(1945)年8月9日のソ連軍侵攻により、満州(現・中国東北部)や朝鮮北部に住んでいた日本人の抑留と引揚げが始まります。男性の多くは、シベリアやモンゴルに抑留され、つらい労働を強いられました。残された女性や子ども、老人は、身に危険が迫る中で、避難生活に苦しみながら日本に引き揚げました。
こうした体験と記憶をたどるマンガには、抑留も引揚げも知らない人たちに、自分たちの戦争体験を伝えたいという想いが込められています。

日 時平成30年2月14日(水)~25日(日)
9:30~17:30(入場は17:00まで)
会 場新宿区立新宿歴史博物館 B1F ホワイエ
(東京都新宿区三栄町22)
入場料無料
共 催新宿区立新宿歴史博物館
後 援新宿区、東京都
出展数39点

■■特別イベント「語り部お話し会」■■
平和祈念展示資料館で活動している語り部が、自身の戦争体験について語ります。
出演: 土屋洸子さん(満州からの引揚体験者)
日時:2月18日(日)  14:00~(約60分)
場所:新宿区立新宿歴史博物館2F講堂
※都合によりプログラムが変更になる場合がございます。

■■関連展示■■
新宿歴史博物館が所蔵する戦争に関わる資料を紹介します。

◎新宿区立新宿歴史博物館の情報はこちら

《奥地から避難する婦女子》斎藤邦雄 画
《母に抱かれて》林静一 画
《父はシベリアへ》北見けんいち 画
関連展示
《紙製洗面器》
新宿区立新宿歴史博物館所蔵
平和祈念展示資料館 (総務省委託)