戦後の過酷な日々と闘った彼女たちの姿がここにある。

戦後の苦しくつらい体験を伝える上で、女性たちの存在はとても大きなものです。
シベリアに抑留された夫の帰りを待ち続ける妻、幼い子どもを抱えて満州から引き揚げる母親。
家族との死別や生き別れにより、生涯にわたって深い悲しみに暮れた女性も少なくありません。
本企画展では、そのような女性たちの戦争体験を貴重な資料とともに紹介します。

◆チラシPDF版はこちら

日 時2020年1月7日(火)~3月29日(日)
9:30~17:30 (入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、
    2月2日(日)
会 場平和祈念展示資料館 企画展示コーナー
※新型コロナウイルス予防及び感染防止のための
 臨時休館に伴い、中止になりました。

関連イベント(参加無料・予約不要)


■ギャラリートーク■
学芸員による展示解説を行います。
 日時:1月19日(日)、2月16日(日)、3月15日(日)
 各日13:00~(約30分)

■語り部お話し会■
満州から引き揚げた女性が自身の戦争体験を語ります。
土屋洸子さん「満州公主嶺 私の故郷」
 日時:1月19日(日)14:00~(約60分)
田中信子さん「7歳の少女が見た満州からの引揚げ」
 日時:2月16日(日)14:00~(約60分)
福岡澄子さん「フランス、ドイツ、満州での避難生活」 ※中止になりました。
 日時:3月15日(日)14:00~(約60分)

■座談会■ ※中止になりました。
土屋洸子さん、田中信子さん、福岡澄子さんの3名を迎え、
学芸員が聞き手となり女性の視点から見た戦争に迫ります。
 日時:3月29日(日)14:00~(約90分)

ソ連参戦後に夫が妻へ宛てた遺言状
シベリアから帰還した夫との再会の写真
生き別れた娘が着用していた手製のワンピース
女性抑留者の帰国を伝える新聞記事
佐藤清《帰ってきた女》
生後1か月の赤ん坊を運んだ柳行李
平和祈念展示資料館 (総務省委託)