毎月第3日曜日は語り部お話し会

帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)では、語り部を通して、さきの大戦における体験者の労苦を伝える機会として、
毎月第3日曜日に「語り部お話し会」を開催しています。

日 時2025年4月20日(日)
14:00~ (約60分)
場 所帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館) ビデオシアター
参加費無料
★YouTubeの帰還者たちの記憶ミュージアム公式チャンネルにてアーカイブ配信を行う予定です。
*視聴にはインターネットに接続できる環境が必要です。

今回は大島 満吉さん(引揚体験者)が自身の体験を語ります。

■■プロフィール■■

大島 満吉(おおしま まんきち)さん

1935(昭和10)年12月2日、群馬県生まれ。
1938(昭和13)年10月、満州で建設業を始めた父に呼ばれ、母と兄とともに満州へ渡る。
白城子、通遼で短期間暮らし、王爺廟(1943(昭和18)年に興安と改称、現・ウランホト市)に居を定める。
1941(昭和16)年4月、王爺廟(興安)在満国民学校に入学。
1945(昭和20)年8月11日、ソ連軍による空襲で、約1300人が避難を始める。
8月14日、葛根廟に近い山中でソ連軍戦車隊の襲撃を受け、約700人が犠牲になる。
さらに、集団自決で400人以上が死亡し、それに巻き込まれた2歳の妹を失う。
家族4人で逃避行を続け、9月末に新京へ到着。
物乞いをしながら、約1年間の避難生活を送る。
1946(昭和21)年9月8日、新京を出発し、葫蘆島からリバティ船に乗る。
10月3日、博多港に引き揚げる。

※都合により、語り部の変更をする場合があります。
※次回の語り部お話し会は、2025年5月18日(日)です。

平和祈念展示資料館 (総務省委託)