毎月第3日曜日は語り部お話し会
平和祈念展示資料館では、語り部を通して、さきの大戦における体験者の労苦を伝える機会として、
毎月第3日曜日に「語り部お話し会」を開催しています。
館内ビデオシアターでの対面型と、公式YouTubeチャンネルでの同時配信によるハイブリッド形式のイベントです。
日 時 | 2024年6月16日(日) 14:00~ (約60分) |
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場 所 | 平和祈念展示資料館 ビデオシアター ★資料館公式YouTubeチャンネルで同時配信 |
参加費 | 無料 |
★YouTubeの平和祈念展示資料館公式チャンネルにて同時配信をします。 *配信はこちら。 *視聴にはインターネットに接続できる環境が必要です。 *念のため開始時間5分前には視聴開始することをおすすめいたします。 |
今回は天野譯溥さん(引揚体験者)が自身の体験を語ります。
■■プロフィール■■
天野譯溥(あまの つぐひろ)さん
1937 (昭和12)年1月、東京生まれ。
1941(昭和16)年夏、電機メーカー勤務の父の転勤に伴って中国・大連へ渡る。以後、引揚げまで在住。
1943(昭和18)年4月、向陽国民学校に入校。
1945(昭和20)年8月終戦。父は1944(昭和19)年に内地出張のまま帰れなくなり、また父の祖母と妹、甥が大連に来たまま帰国できずにいた。
まもなくソ連軍が進駐し、家を立ち退かされる。一家で近くの日本人住宅だったビルに引っ越し、以降引揚げまでの1年半を過ごす。生活のための切り売りはすぐに尽き、日本人相手に牛乳の瓶詰めと配達、路上で饅頭の立ち売りなどしてしのいだ。
1947(昭和22)年2月、佐世保港に引き揚げる。
※都合により、語り部の変更をする場合があります。
※次回の語り部お話し会は、2024年7月21日(日)です。