戦争が終わったにもかかわらず、旧ソ連やモンゴルの寒さが厳しい地域において、わずかな食べ物でつらい仕事をさせられた方々がいました。
抑留生活とはどんな様子だったのでしょうか。漫画家・斎藤邦雄氏が描いた抑留体験の作品「シベリア強制抑留いろはかるた」で見てみましょう。
下のリンクをクリックすると、かるたの読み札と取り札をあわせながら、作品を見ることができます。
斎藤邦雄(さいとうくにお)氏
大正9(1920)年、群馬県藤岡市に生まれる。東宝在職中の昭和16(1941)年に召集を受け、出征。
昭和20(1945)年10月シベリアへ抑留され、4ヶ所のラーゲリ(収容所)を転々とする。
昭和23(1948)年7月、復員。東宝を退社してフリーとなり、「東京児童漫画会」に所属、児童雑誌 に執筆する。
平成25(2013)年、死去。
著書に『陸軍歩兵よもやま物語』、『シベリヤ抑留兵よもやま物語』(光人社)など。