帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)では、第二次世界大戦における、兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚者の労苦について、国民の理解を深めるための活動の一つとして、他館と連携した交流展を行っています。令和7年度は、大阪府大阪市のピースおおさか(公益財団法人大阪国際平和センター)との交流展を開催します。
大阪は、50回以上の空襲があり、そのうち爆撃機B29が100機以上来襲した大空襲は8回。1945 (昭和20)年3月13日深夜から14日未明にかけての第一次大阪大空襲によって、大阪の中心市街地は一部を除いてほとんど焼き払われました。
第一次大阪大空襲から80年。当時のことを知る戦争体験者が年々少なくなる中、ピースおおさかには寄贈された多くの資料が残されています。
今回の交流展では、ピースおおさかが所蔵する写真や実物資料などを展示し、当時の大阪の街の姿、人々の生活状況などを紹介します。
◆チラシPDF版はこちら
◆ピースおおさかのホームページはこちら
日 時 | 2025年4月22日(火)~6月29日(日) 9:30~17:30 (入館は17:00まで) 休館日:毎週月曜日 |
会 場 | 帰還者たちの記憶ミュージアム 企画展示コーナー |
主 催 | 帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館[総務省委託]) ピースおおさか(公益財団法人 大阪国際平和センター) |
関連イベント (参加無料・予約不要)
■関連映像の上映「大阪大空襲―焼きつくされた大阪の街―」■
上映時間:35分、制作年:1990年、企画:大阪国際平和センター
10:00から16:00まで毎時(14:00の回は特別上映)
※イベント時を除きます
■学芸員によるギャラリートーク■
5月18日(日)、6月15日(日)各日とも13:00~(約30分)
同日14:00より定期語り部お話し会を開催します。
ゴールデンウィーク企画「クラシック名画上映会」
各日とも11:00~/14:00~
・5月3日(土・祝) 「独裁者」(126分)
監督:チャールズ・チャップリン 出演:チャールズ・チャップリン 1940年
・5月4日(日・祝)「誓いの休暇」 (87分)
監督:グリゴーリ・チュフライ 出演:ウラジーミル・イワショフ、ジャンナ・プロホレンコ 1959年
・5月5日(月・祝)「禁じられた遊び」 (86分)
監督:ルネ・クレマン 出演:ブリジット・フォッセー、ジュルジュ・プージュリィ 1952年
・5月6日(火・休)「地上(ここ)より永遠に」(118分)
監督:フレッド・ジンネマン 出演:バート・ランカスター、モンゴメリー・クリフト 1953年