毎月第3日曜日は語り部お話し会

平和祈念展示資料館では、語り部を通して、さきの大戦における体験者の労苦を伝える機会として、
毎月第3日曜日に「語り部お話し会」を開催しています。

日 時2024年12月15日(日)
14:00~ (約60分)
場 所帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館) ビデオシアター
参加費無料
★YouTubeの帰還者たちの記憶ミュージアム公式チャンネルにてアーカイブ配信を行う予定です。
*視聴にはインターネットに接続できる環境が必要です。

今回は吉田 勇さん(引揚体験者)が自身の体験を語ります。

■■プロフィール■■

吉田 勇(よしだ いさむ)さん

1935(昭和10)年9月、樺太・敷香生まれ。
終戦間際になって、樺太防衛のため父が義勇軍に、兄が鉄道輸送隊に動員される。
1945(昭和20)年8月17日、母と6人の子どもたちで、敷香から大泊に列車で移動。
8月21日、第二新興丸に乗船。
22日、ソ連軍の潜水艦の攻撃を受けて破損するが、北海道の留萌港にたどり着く。
家族で甲板にいたため運良く助かったが、他の乗客の悲惨な光景を目の当たりにした。
同様に攻撃を受けた小笠原丸、泰東丸は沈没し、多くの民間人が犠牲となった。(三船殉難事件)。

※都合により、語り部の変更をする場合があります。
※次回の語り部お話し会は、2025年1月19日(日)です。

平和祈念展示資料館 (総務省委託)