戦争が終結したにもかかわらず、シベリアやモンゴルなどの酷寒の地へ連れて行かれ、乏しい食糧と劣悪な生活環境の中、強制労働に従事させられた“戦後強制抑留者”。堪えがたい抑留生活の中で、人間としての尊厳が失われそうになることもあったといいます。その一方で、帰国した抑留者の多くが、現地での「出会い」について語っています。現地住民に食料を分けてもらったり、仲良くなったソ連の兵士から贈りものをもらったり、生まれて初めて聴くロシア民謡に魅了されたり―こうした体験によって、生きる希望や喜びを取り戻した抑留者は少なくありません。
本企画展では異国の地で出会った人々との交流から得たものや、抑留者が使用した楽器、帰国後に当時の思い出を描き起こした絵画などをご紹介します。抑留者が体験したシベリアでの様々な出会いに、思いを巡らせてみませんか。
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日 時 | 2021年11月2日(火)~2022年1月30日(日) 9:30~17:30 (入館は17:00まで) 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始 12月27日(月) ~ 1月4日(火) ※12月13日(月)に一部展示替えを行います。 |
会 場 | 平和祈念展示資料館 企画展示コーナー |
★開館21年記念! アンケート回答者にオリジナルグッズ進呈
開館21年を記念し、アンケートにご回答いただいた方へ資料館オリジナルグッズを進呈します。
企画展の感想もぜひお聞かせください!
期間:2021年11月30日(火)(開館記念日)~2022年1月30日(日)(企画展「シベリアでの出会い」最終日)